漢方

疲れの正体は脳

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疲れには身体を動かしたときの身体的な疲れと頭を使った時の精神的な疲れがあります。根本的にはどちらも同じもので脳にある自律神経の疲れです。自律神経とは呼吸、消化吸収、血液循環、体温の維持、心拍などの生命活動をコントローㇽする司令塔で、交感神経と副交感神経の2種類があります。交感神経には体を活発にするはたらきがあり、緊張や興奮状態のときに優位になり、反対に副交感神経は体を休ませる働きがありリラックスした状態の時には優位になります。
仕事やストレスなどは自律神経に大きな負担をかけます。その結果、機能が低下し、疲労を起こします。そのサインが脳に送られるとこれ以上運動や仕事を続けさせないように「疲れた」という疲労感のシグナルを出すのです。生体の防御的な反応が疲労と疲労感の正体といえます。

北九州市小倉北区の漢方薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子

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