漢方

五苓散(ごれいさん)むくみ、二日酔い by 北九州の漢方相談薬局

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五苓散(ごれいさん)

お酒を飲み過ぎた次の日に、“お酒が抜けなくてつらい”顔がむくんでいる”という経験は多くの方がおもちではないでしょうか?
 これは、その人の処理能力を超えて“お酒”という水分を摂取してしまったために起こっている症状です。

「五苓散」は、体のはたらきを高めて、余分な「水(すい)」を体の外へ出す処方です。余分な水(すい)だけを出すので、一時的に不要な水(すい)が体にたまっているときに効果的です。

【効能】
体力にかかわらず使用でき、のどが渇いて少ない者でめまい、吐き気、嘔吐、腹痛などのいずれかを伴うものの次の症状:水様性下痢、急性胃腸炎、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔い

【配合されている生薬 】
沢瀉(たくしゃ)  
猪苓(ちょれい)
茯苓(ぶくりょう)
白朮(びゃくじゅつ)
桂皮(けいひ)

処方の内容は利水の沢瀉、猪苓 、茯苓、白朮と血管拡張の桂皮から構成されている。
沢瀉、猪苓 、茯苓、白朮は利水作用を持ち、消化管内や組織の余分な水分の停滞を除くはたらきがある。桂皮は通陽薬(エネルギーを巡らせる)で血行を促進して他の4薬の利水効果を強める。五苓散は組織の余分な水分を血中に引き込むことで利水を促進し、嘔吐、下痢、浮腫などの水分停滞を改善する処方です。

北九州の漢方相談薬局大門薬品のHPはコチラ https://www.daimonpharmacy.com/

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