漢方

ピロリ菌の治療後も胃がん健診は必要です

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ピロリ胃炎患者の除菌が普及してきました。
一度もピロリ菌に感染したことのない胃を「未感染胃」、過去にピロリ菌感染していたがピロリ菌が消失した胃を「既感染胃」、現在もピロリ菌に感染している胃を「現感染胃」と呼びます。
ピロリ菌除菌により胃癌の発生リスクは1/3にから1/2程度に減少しますが、なくなるわけではありません。「未感染胃」も「既感染胃」も現在はピロリ菌の存在しない胃なのですが、胃がんの発生リスクは全く異なります。除菌後の胃(既感染胃)は一度も感染していない胃(未感染胃)に比べて胃がんのリスクは高いのです。自分の胃はどのタイプかを把握しておくことが大切です。
ピロリ菌の除菌をした方は除菌後も定期的に受けることをお勧めします。
 
北九州市小倉北区の漢方相談薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子
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