薬膳

たまねぎ 毎日の食事に取り入れたい薬膳 by 北九州の漢方薬局の薬剤師

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たまねぎ 涙を誘う強い刺激臭が多彩な薬効もたらす

たまねぎといえば血液サラサラ効果がよく知られていますが、漢方の視点では体を温める性質があり、血液の流れを良くする効果があると考えられます。
また、胃の消化液の分泌を促して食欲を増進させたり、エネルギーを効率よく作り出して、疲労に役立つとされています。

【主な効能】
消化を助けて食欲を増進する
便を軟らかくする
殺菌する
血栓を予防する
精神を安定する

五性:温(体を温める)
五味:辛(体を温めて滞ったものを追い出す発散作用がある)
旬:周年 新たまねぎは5から6月 

【おすすめの食べ方】
新たまねぎは若いうちに葉を付けたまま出荷される早取りのものです。瑞々しくやわらかく、辛味が少ないため生食に最適です。
一般的なたまねぎは、そのままでは辛味が強すぎますが、水にさらすと揮発性成分が溶け出してしまいます。スライスした後15から20分程放置するか、酢などの酸味を効かせると辛味がやわらぎます。

【酢たまねぎ】
1) タマネギは 1個を、1/4に切り(薄く 串切り)にして、そのまま保存瓶の中に入れます。
2) 次に、タマネギを入れた保存瓶にリンゴ酢+蜂蜜+塩を入れて、少し 回し振りをし、一日置くと、出来上がりです。

漢方相談薬局大門薬品のHPはこちらhttps://www.daimonpharmacy.com/

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