気温や湿度が高いと体は汗をかいたり皮膚近くに血流を集めて皮膚から熱を逃がしたりして体温上昇を防ぎます。ところが体内の水分や塩分が不足すると内臓や脳をめぐる血流も減り、めまいや立ち眩みこむら返りなどの症状が現れます。そのまま、高温多湿の環境に居続けると頭痛や吐き気、倦怠感が現れ、場合によっては生命に危険が及ぶことがあります。特に高齢者は注意が必要です。若い人に比べて体内の水分量が少なく、脱水を起こしやすくなっています。
北九州市小倉北区の漢方相談薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子
健康情報
熱中症のメカニズム
