足がつる原因は冷え、水毒、瘀血（おけつ）、陰虚（水分不足）などいろいろな原因が考えられます。ひとつの原因に肝の血虚があります。肝の血の貯留不足は目、爪の他に筋肉に現れやすいのです。
起床時に足がつるのは肝の血液の貯えが不足して足の筋肉まで回らなかったからだと考えられます。肝の血は丑の刻（午前１時から３時頃）に補充されるといわれています。疲れ目、目の渇き、筋のひきつりや萎え、震え、しびれなどが起こるようになったら、まず肝の貯蔵している血が不足していると捉えてください。
丑の刻に十分睡眠をとること血を補う食品を摂ることをお勧めします。
北九州市小倉北区の漢方相談薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子
