薬膳

ネギ 薬味だけではもったいない

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ねぎは発汗作用があり、体を温めて気や血の巡りを良くします。
漢方でネギの白い部分を「葱白(そうはく)」と呼んで、漢方薬として利用しています。体を温め、発汗作用で、風邪の初期・冷えによる腹痛の治療に用います。また、鼻詰まりの改善や痰の除去、喉の炎症を鎮める効果があるといわれています。「風邪のひき始めに、ネギ(白い部分)としょうがのみじん切りに味噌を合わせ、熱湯を注いだものを飲み、温かくして寝る。」「焼きネギ湿布」「刻みネギと梅干しを入れた熱いお湯を飲む」というのは、昔から風邪の処方としてよく知られています。

旬:11~2月
体質:陽虚、気滞、瘀血
五性:温
五味:辛

北九州の漢方相談薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子

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