漢方

タイプ別「白内障」の対処法

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肝腎虚弱タイプ

肝は体内の「血」を貯蔵する臓器です。肝が元気で血が十分にあれば目にも血の栄養が十分に行き届き健やかな状態が保たれます。一方、生命エネルギーの源である精を蓄える腎は老化症状と密接に関わる臓器です。そのため、肝と腎の働きが弱くなると目の老化症状である白内障が起こりやすくなります。肝と腎は互いに深く関係しているため、両方を合わせて養生することがポイントになります。特に腎は加齢とともに自然と衰えていくために年齢を重ねたら肝・腎のケアを心掛け白内障の発症、進行を遅らせることを心がけましょう。

食養生:クコの実、ブルーベリー、桑の実、ナツメ、ゴマ、クルミ、松の実、黒豆、山芋、きのこ、レバー、うなぎの肝、なまこ、えび、牡蠣など

漢方薬:杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)、牛車腎気丸など

北九州の漢方相談薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子

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