ステロイド使わずに、漢方でアトピー改善!きれいな肌を取り戻そう!

アトピー性皮膚炎は小児で起こることが多いのですが、大人にもアトピーで悩んでいらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
大門薬品にはアトピー性皮膚炎の症状を改善したいというご相談のお客様が遠方からも来店されます。
病院に長年おかかりで改善できていない方がほとんどです。
そのような方も大門薬品で相談し、漢方療法とスキンケア、食事による体質改善で皮膚の状態が見違えるように変わってゆきます。
アトピー性皮膚炎でお悩みの方にあきらめないでというメッセージを送りたいと思います。

アトピー性皮膚炎とはどんな病気?

アトピー性皮膚炎とはアトピー素因のあるものに生じる主として慢性に経過する皮膚の湿疹病変です。湿疹とは「皮膚に赤み、ジクジク、カサカサ、ブツブツなどが出た状態をいいます。」慢性の経過とは、赤ちゃんでは2カ月、乳児以降では6か月以上続いた場合をいいます。アトピー素因とは、本人や家族が現在またはこれまでにアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性皮膚炎、喘息を起こしたことがあるか、または血液検査でIgE抗体が高い体質を指します。

アトピー性皮膚炎の特徴

  1. 強いかゆみを伴う発疹が繰り返し出現します。
    発疹が広がるとかゆくて夜も眠れなくなります。
  2. 約80%の患者さんは5歳くらいまでに症状が現れます。
  3. 発疹は顔や首、肘や膝のくぼみに現れやすく、ひどくなると全身に広がります。

(乳児期)口の周りや頬のただれ、首や手足の部分の赤みやかゆみが目立ちます。
(幼小児期)肌の乾燥が強くなり、肘や膝のくぼみに発疹がよくみられます。
耳の付け根のくぼみにも湿疹がみられ、あかぎれのようになります。
これは耳切れと呼ばれています。
(思春期・成人期)下半身よりも上半身で発疹がよく見られ、顔、首、前胸部、上背部に発疹が強く出る傾向があります。
かゆみのために繰り返し引っ掻くので、皮膚がゴワゴワと厚くなります。これは苔癬化と呼ばれています。
また、同じ部位をずっと掻いていると皮膚が硬く盛り上がった病変になり痒みが持続するようになります。
これは痒疹とよばれ治療に難渋します。

■ 現代医学での治療法

抗アレルギー剤の内服、ステロイド軟膏の塗布

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■ 現代医学による治療の限界

アトピー性皮膚炎は慢性化して皮膚科を受診するのですが、現代医学では完治できていないケースが多いようです。

■ 漢方医学のメリット

現代医学では完治できないアトピー性皮膚炎ですが、漢方医学では全く異なる視点からアトピー性皮膚炎を診ますので、これまで多くの方で病院で治らなかったアトピー性皮膚炎の症状が軽減していった経験があります。

■ アトピー性皮膚炎を悪化させる要因

アトピー性皮膚炎の病変部では正常な皮膚に比べて多くの黄色ブドウ球菌が繁殖しています。この菌が皮膚で起こるアレルギー反応を促進していることが知られています。また、甘いものを食べ過ぎたりすると腸内にいるカンジダ菌(カビの一種)が過剰に増殖し、カンジダが作るカンジダトキシンと呼ばれる毒素がアレルギーに悪影響を与えるということもわかってきました。さらに肉類や穀物に含まれるω6タイプ脂肪酸の摂り過ぎと魚介類、野菜などに多く含まれるω3タイプの不足がアレルギー反応を起こしやすくしていることがわかってきました。
つまり、日頃のスキンケア不足や甘い物や肉食を中心の偏った食習慣がアトピー性皮膚炎を悪化させる要因となるのです。

■ 人体に悪影響を与えるもの

漢方では人体に悪影響を与えるものを邪と考えています。各々の人体が受けた悪影響の結果生じる症状の組合せの特徴によって分類されます。アトピー性皮膚炎と関わりの深い邪には「風・湿・熱」があります。アトピー性皮膚炎では風・湿・熱は次のような症状を引き起こします。風:発疹があちこちで出たり引いたりする。あちこちで痒くなる。顔や上半身に症状が多い。湿:水疱、びらん、汁、ジクジクしたところが痒い、長引きやすい。熱:赤みの強い発疹、熱感、腫れ、痛み、化膿、膿疱、びらんを発生させる。同じウイルスに感染しても、感染した人や時期が異なり、その結果異なる症状を起こせば漢方では異なる邪に影響されたと考えます。邪に影響を受けた結果として病気になった状態を漢方では「邪に犯された」と表現します。
また、湿と熱を合わせて湿熱、風と熱を合わせて風熱、風と湿と熱を合わせて風湿熱などと表現します。
甘い物や肉食を中心の偏った食習慣がアトピー性皮膚炎を悪化させる要因となるのです。

あなたはどのタイプ?

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漢方ではアトピー性皮膚炎は体質的な原因や生活養生の乱れが重なり胃腸の働きが弱ることにより発症すると考えます。
アトピーのタイプとしては

  1. かゆくなる「風」タイプ
  2. 液がでる「湿」タイプ
  3. 赤くなる「熱」タイプ
  4. 乾燥する「燥」タイプ

に分かれますが、実際はかゆみ「風」タイプとジクジク「湿」タイプのように複数のタイプが重なっている場合がほとんどで、薬剤師が患者様の皮膚の状態に応じて漢方薬を選んでゆきます。

アトピー性皮膚炎の漢方治療

アトピー性皮膚炎は風、湿、熱などの外的な要因に皮膚が犯されたり、皮膚や各臓器の気、血、津液(しんえき)が不足したり、滞ったりして発症します。漢方治療の原則はこれらの余分なものを取り除き、不足するものを補い、滞ったものの巡りを良くすることです。

■ アトピー性皮膚炎と食物アレルギーとの関係

両方ともアレルギー疾患で乳児期に発症しやすく、高頻度で合併しますが、食物アレルギーだからアトピー性皮膚炎になるわけではありません。卵、牛乳、小麦、大豆による食物でアレルギーを起こすことが多いと言われています。また、喘息、アレルギー性鼻炎など他のアレルギー疾患もアトピー性皮膚炎に高頻度で合併します。

■ アトピー性皮膚炎と食事

避けたい食品(肉類・甘い物・香辛料)
近年、アトピー性皮膚炎が増加の一途をたどっている原因は主に食生活の偏り、とりわけ肉食、そして甘み成分、香辛料などの過剰摂取によるところが大きいといえます。これらの食品には粘膜を充血させる作用があるためです。甘み成分として黒砂糖、ハチミツは良いと思われがちですが、これらも白砂糖に比べて少し良いだけで、アトピー性皮膚炎にとっては悪化要因と考えられます。同様に洋菓子が悪くて和菓子なら良いと信じている人も多いのですが、和菓子のあんは砂糖の塊のようなものですから、よくありません。菓子類ではチョコレートが最もよくありません。穀類ではもち米がよくありません。ココア、ナッツ類、乳製品などの脂肪も症状を悪化させる要因となります。香辛料(唐辛子、ワサビ、辛子、カレーなど)は大部分が大便として排泄されますが、皮膚からも一部が出て行きますので症状を悪化させます。アトピー性皮膚炎を早く治すためには、肉類、甘い物を止めて、野菜中心の食生活にする必要があります。
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■ アトピーのための漢方的食事療法(薬膳)

漢方では多くの食品が人体に対してどのようなはたらきを持っていいるかが研究されており、日頃の食生活を指導することで、病気の予防や治療の助けとすることがあります。これを薬膳といいます。アトピー性皮膚炎にもいろいろなタイプ(漢方では証といいます)があり証によって体に良い食品も異なります。大門薬品ではお客様の体質に応じて食事のアドバイスを行います。
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アトピー性皮膚炎の方におすすめの化粧品

リスブラン ノンEローションマイルド 150mL 低刺激性保湿化粧水

リスブラン ノンEローションマイルド 150mL 低刺激性保湿化粧水

アトピー性皮膚炎の方におすすめのリスブラン化粧品ノンEシリーズ
敏感になりがちな皮膚のために生まれた低刺激性のシリーズです。
ノンEシリーズの「E」はErythema(紅斑)を意味し、紅斑とは、皮膚毛細血管の充血による多様な病的発赤のことです。
皮膚生理学に基づいた低刺激処方で、膚の生理機能を健全に整えます。“清潔”、“保湿”、“保護”、の基本ステップケアで皮膚に調和が甦ります。
刺激のない穏やかな作用で、デリケートな肌を守り皮膚の生理機能を正常に保ちます。
アトピー性皮膚炎・副腎皮質ホルモンによる副作用などで慢性的な皮膚機能異常の肌やサンバーン・一次刺激性皮膚炎(かぶれ)など敏感になっている肌に優しく、潤いをを与えて回復を助ける基礎化粧品です。

  1. 無香料・無着色
  2. 配合している成分はすべて厳選した低刺激性
  3. 生体理論を応用したPWSを導入正常な生理機能を引き出す
  4. 植物抽出成分グリチルリチンを全品に配合
  5. 紫外線に対して変化しない安定した成分のみ使用

大門薬品では、リスブラン化粧品ノンEシリーズの洗顔、化粧水、乳液、クリームを取り揃えております。

■ 肌に優しいリスブラン化粧品で皮膚をケアする

皮膚の赤みのケアについて
皮膚が赤いときは皮膚が熱を帯びていますので「ローション湿布」で熱を除去します。
ここでは「ノンEローションマイルド」と「ジネンミスト」を使ったローション湿布をご紹介します。

■ ローション湿布の作り方

  • ① 適当なタッパー容器に脱脂綿を入れる。
  • ② 「ノンEローションマイルド」と「ジネンミスト」を1対1の割合で入れて脱脂綿をひたひたに浸す。
  • ③ 赤みが気になる箇所に脱脂綿を広げて皮膚の熱を取ります。
  • ④ 1回の湿布時間は10から15分くらいが目安です。
  • ⑤ 患部の状態に応じて1日数回、ローション湿布を行います。

湿布は気加熱により患部の温度を下げる効果があります。
リスブラン化粧品のノンEシリーズには炎症を抑えるグリチルリチンという成分が含まれていますので
赤み(炎症)を抑えるのに適しています。

皮膚の痒みのケアについて

皮膚が痒いときは爪を短く切ってできるだけ書かないようにしましょう。

痒みのある場合は皮膚に「ノンEローションマイルド」をふりかけてください。
このローションには陳皮(ミカンの皮を乾燥したもの)の成分が含まれており、皮膚を適度に刺激することで痒みをおさえてくれるはたらきがあります。
痒みには漢方薬との併用がより効果的です。

■ 皮膚の乾燥について

ローション湿布を行った後は皮膚はしっとりと水分を保持しています。
この皮膚の表面に「ノンEクリーム」を丁寧になじませて下さい。皮膚の乾燥を抑えることで回復を早めます。

リスブランノンEクリーム は、ソフトでのびのよい保護クリームです。乳液より高い保湿力で、肌の潤いをしっかりと保ちます。

■ 日常生活での注意点

原因を取り除くことでアトピー性皮膚炎が悪化、再発することを防止します。

1)部屋に埃がたまらないようのこまめに掃除する。

アトピー性皮膚炎の原因となるハウスダストをためないようにこころがけましょう。

2)布団はいつも清潔に保つ

寝具は湿気がこもらないようにこまめに日光に当て干す。
カバー、シーツはこまめに洗う。

3)ペットを飼わない

犬、猫、小鳥などの毛、糞はアレルギーの原因となりますので室内でペットを飼うことはやめましょう。

4)入浴・シャワーにより肌をいつも清潔に保つ

汗をかいたら入浴・シャワーをこまめに行い肌をいつも清潔に保つようにしましょう。

5)肌にやさしい洗浄剤を使い、肌にダメージを与えない

入浴時の肌の洗浄は刺激性の少ない石鹸で汚れを落とすことがポイントになります。
リスブラン化粧品の「ノンEウオッシュ」をよく泡立て、手の平で洗うようにしましょう。すすぎも入念に行いましょう。

6)こまめに着替える

汗かきの人は、下着をこまめに着替え皮膚を清潔に保つ。

7)衣類の素材は肌触りのよい、絹、木綿がおすすめ

ブラジャーは金具のないスポーツブラがおすすめ

お客様の声

50代女性、アトピー性皮膚炎で長年悩んでいましたが、症状が軽くなり、親戚の結婚式にも出席できました。
ありがとうございました。

アトピー性皮膚炎で数年間、皮膚科に通院していました。抗ヒスタミン剤、ステロイドホルモン軟膏を処方されていましたが、顔面の赤い湿疹が治まりませんでした。皮膚症状を改善して欲しいという相談で来店されました。皮膚の状態は、赤みが強くやや湿った感じがしたので竜胆瀉肝湯を開始しました。14日後に再来した際に顔面の症状は軽くなっていました。スキンケアとしてリスブラン化粧品の洗顔、ノンEローションで適度に保湿することでステロイドホルモンの軟膏は中止することができました。その後も竜胆瀉肝湯と黄連解毒湯の併用を服用していましたが、皮膚の症状が安定したので漢方薬は中止になり、リスブラン化粧品によるスキンケアを継続することでお肌は良好な状態を保っています。

40代の男性、皮膚症状が治まり、病院のお薬を中止できました。

アトピー性皮膚炎で皮膚科を受診していましたが、皮膚の症状が改善しないため大門薬品に来店されました。
皮膚科からの処方で抗ヒスタミン剤の内服薬とステロイド軟膏を使用されていましたが、中止せずにそのまま継続して使用いただきました。
当店からは皮膚の赤みが強かったので「温清飲(うんせいいん)」を2週間服用していただきました。
皮膚の赤みは治まったので、温清飲は中止、病院からの内服薬と軟膏も使用しなくてよい状態に改善しました。
病院の薬を無理に止めると急激に皮膚症状が悪化することもありますので、当店では病院の薬は継続していただき、
漢方薬を併用していただく方法を行っています。
アトピー性皮膚炎は、病院でなかなか治らないとお悩みの方も多いと思いますが、当店にご相談ください。

小学校3年生の男の子のお母さまから

病院に通院していましたが、効果はいま一つでした。春先になると毎年皮膚が赤くなり掻きむしっていました。大門薬品で漢方薬を服用するようになって皮膚の赤みがとれて掻きむしることもなくなりました。明日は運動会なので日差しに気をつけます。ありがとうございました。

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※ここで紹介した例は、全ての患者であてはまるものではありません。
特にアトピー性皮膚炎は皮膚の状態で漢方薬を決めて行きますので患者本人が来店することをお勧めします。

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