不眠症

主な症状 | 神経疲労、怒りっぽくなるなど |
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自覚症状 | なかなか寝付けない、夜中に目が覚める、早朝目が覚める、熟睡感がないなど |
気を付けたいこと | 今悩んでいることや不安があれば、周囲の信頼出来る人に聞いてもらいましょう。また、生活リズムを振り返りましょう。 |
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商品について | 神経の疲労、ストレスの軽減 エゾウコギ・竜眼肉・茯苓などの生薬に、肉体疲労時や病中病後、偏食児などに不足しがちな4種類のビタミン(ビタミンB群+C)を配合した滋養強壮剤です。 |
情報コード | a3 |
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薬剤師からの説明
焦れば焦るほどなかなか眠れない、不眠症でお悩みの方は多いのではないでしょうか。
– 目 次 –
1.不眠症とはどんな病気?
不眠症とは、入眠できなかったり、眠り続けることができない、あるいは睡眠の質が悪いといった睡眠障害のことです。そしてそのことが持続し、著しい苦痛、または社会的、職業的、機能の障害を引き起こしている場合には精神障害となります。ストレス反応とはホメオスタシス(恒常性)によって一定に保たれている生体の諸バランスが崩れた状態(ストレス状態)から回復する際に生じる反応をいいます。ストレスには生体的に有益である快ストレスと不利益である不快ストレスの2種類があります。また、不眠症状とは、なかなか寝付けない、夜中に目が覚める、早朝目が覚める、熟睡感がないなど不眠症にもいろいろなタイプがあります。
2.不眠症の原因
不眠症の原因となる精神的疲労は、人間関係や悩み事などのストレスを原因とする心の疲れ、デスクワークなどで視神経や脳が緊張した状態が続くことや頭の疲れなどが原因となることが多いようです。
3.現代医学での治療法
睡眠の問題を抱える人にしばしば睡眠薬が用いられ、一時的に使用されれば効果的ですが、定期的に長期的に用いた場合、薬物依存や乱用につながることがあります。
【現代医学による治療の限界】
不眠症は慢性化して精神科や神経内科を受診するのですが、現代医学では完治できていないケースが多いようです。
4.漢方医学のメリット
現代医学では完治できない不眠症ですが、漢方医学では全く異なる視点から精神疲労を診てゆきますので、これまで多くの方で病院で治らなかった不眠症の症状が軽減していった経験があります。
5.人体に悪影響を与えるもの
漢方では人体に悪影響を与えるものを邪と考えています。各々の人体が受けた悪影響の結果生じる症状の組合せの特徴によって分類されます。
【あなたはどのタイプ?】
漢方では自律神経障害は体質的な原因や生活養生の乱れが重なり心の働きが弱ることにより発症すると考えます。自律神経障害のタイプとしては
①「不安」タイプ
②「イライラ」タイプ
に分かれますが、実際は複数のタイプが重なっている場合がほとんどで当店では薬剤師が相談の上、最適な漢方薬を選んでゆきます。
最近では病院でも漢方薬を処方することが多くなりましたが、「不安タイプ」「イライラタイプ」を区別せずに処方されるため効果があがらないことが多いようです。
6.不眠症の漢方治療
不眠症はストレスなどの外的な要因に体が犯されることで気、血のめぐりが滞ったりして発症します。漢方治療の原則はこれらの余分なものを取り除き、不足するものを補い、滞ったものの巡りを良くすることです。
7.よりよい睡眠のためのヒント
睡眠時間は人それぞれ。日中の眠気で困らなければ十分。
・睡眠時間の長い人、短い人、季節でも変化、8時間にこだわらない。日中の眠気が非常に強い、また、平日に比べて週末に3時間以上長く眠らないといけないようなら睡眠不足。成人の場合6~7時間が睡眠充足の目安です。
・歳をとると必要な睡眠時間は短くなります。
実際に眠っている時間は、50歳代までは6.5~7.5時間、以降、次第に短くなり、70歳を超えると平均5時間弱です。
【刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法】
★就寝前4時間のカフェイン摂取、就寝前1時間の喫煙は避ける。カフェインの覚醒作用は摂取後30~40分後から表れ、4~5時間持続。タバコに含まれるニコチンは交感神経を刺激し睡眠を妨げます。効果は喫煙直後から表れ数時間持続します。
★軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り:リラックスすると入眠しやすくなります。自分にあった方法を見つけましょう。
眠くなってから床に就く就寝時間にこだわりすぎない。
★眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝付きを悪くする。
いつもの入眠時間の2~4時間前は1日でも最も寝付きにくい時間帯。眠れないときは、いったん床を出てリラックスして眠くなってからもう一度床に就くようにしましょう。
【光の利用で良い睡眠】
☆目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン。
起床後太陽の光を浴びてから約15~16時間後に眠気が現れます。
☆夜は明るすぎない照明を室内が過度に明るいと体内時計のリズムが遅れ自然な入眠が送れます。
【昼寝をするなら15時前の20~30分】
☆長い昼寝はかえってぼんやりのもと。
☆夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響。
昼食後~午後3時までの間の昼寝は、夜間の睡眠に悪影響を与えずに日中の眠気を解消します。30分以上眠ると体も脳も眠る体制になってしまい逆効果です。
眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに。
☆寝床で長く過ごしすぎると熟眠感が減る。
遅寝・早起きにして就床時間を減らすと、必要なだけ床の上で 過ごすため熟眠感が増します。
十分眠っても日中の眠気が強い時は専門家に相談
☆長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門家に相談。
☆車の運転に注意
非常に眠い状態では、作業にミスが起こりやすく、交通事故のリスクは約2倍になります。
【睡眠薬使用のルール】
☆一定時刻に服用し就寝。服用後は30分以内で床に就くこと
☆アルコールと併用しない
8.不眠症の漢方的食事療法(薬膳)
漢方では多くの食品が人体に対してどのようなはたらきを持っていいるかが研究されており、日頃の食生活を指導することで、病気の予防や治療の助けとすることがあります。これを薬膳といいます。耳鳴りにもいろいろなタイプ(漢方では証といいます)があり証によって体に良い食品も異なります。
9.お客様の声
▶(30代男性)ストレスによる不眠症で長年悩んでいましたが、大門薬品で漢方薬をのむようになって症状が軽くなりました。ありがとうございました。
10.薬剤師による漢方相談
大門薬品ではお客様の症状を伺いながらお薬を決めて行きます。電話やメールでの相談で漢方薬を郵送することもできますが、最近ご相談の多い不眠症はこれまでの状態を詳しく確認してお薬を決めて行きますので、患者ご本人の来店をお願いしています。1回の相談は30分~1時間くらいです。漢方薬は病院で処方されている薬と併用しても原則的に大丈夫ですが、まれに併用しない方がよいこともありますので、病院に受診中の方はお薬手帳を持参していただきますようお願いします。当店は薬剤師1名で運営しているため、お客様が同じ時間帯に来店した場合は申し訳ございませんがお待ちいただくことになります。できるだけお待ちいただく時間がないように電話またはメールによる予約をお勧めします。
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