春菊 独特の香りと濃い緑色の成分に薬効がある

2020年02月02日

冬が旬の野菜ですが、春に黄色い花を咲かせることから春菊という名がつきました。日本国内では地域で呼び名は変わり、関西地方では『菊菜(きくな)』と呼ばれています。
心機能を安定させ、胃腸のはたらきを整え、大小便の排泄をスムーズにし、咳を止め、痰を切れやすくする薬効があるとされています。
α-ピネン、ペリルアルデヒドなどの特有の香り成分には胃腸をはたらきを活発にして食欲を増進したりすることが明らかになっています。
濃い緑色はクロロフィル(葉緑素)で余分な脂肪を分解し、コレステロール値を下げるはたらきがあります。
その他にビタミンB群、C、βカロチン、カリウム、食物繊維などの豊富な栄養素を含有し、便秘や風邪、動脈硬化、高血圧の予防、アンチエイジングの効果が期待されます。

五性:平(体を温めたり、冷やしたりする作用はありません)
五味:甘辛(緊張を緩めたり、味を中和する作用がある。体を温めて滞ったものを追い出す発散作用がある)
旬:11から3月 

【おすすめの食べ方】
アクが少ないので、おひたしや鍋物はもちろん、生で食べることもできます。

春菊の苦味は、茎よりも葉に多く含まれ、加熱すると苦味が強くなっていきます。生の状態であれば、苦味をあまり感じませんので、春菊の苦味が苦手な方は、生や10秒程度の短時間加熱がおすすめです。

うま味の強いベーコンや濃厚なアボカド、ナッツ等の食材と一緒にサラダにすると、さらに春菊のおいしさが引き立ちます。
すき焼きや寄せ鍋などに入れる場は最後に入れてすぐに引き上げると香りとシャキシャキ感を失うことなくいただけます。
【春菊のごまあえ】
ゆがいた春菊に醤油をふって汁けをしぼり、すり胡麻、砂糖、醤油、胡麻油を混ぜて春菊をあえます。油と一緒に取ることでβカロチンの吸収率がアップします。

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