冷たいものの飲みすぎ食べ過ぎによる胃痛に 安中散(アンチュウサン)

2019年08月17日

夏はビールやアイスクリームなど冷たいものの飲みすぎ食べ過ぎにより胃痛を起こしやすくなります。そのようなときにお薦めなのが安中散です。

安中散の構成生薬は、延胡索、縮砂、茴香、良姜、桂皮、牡蛎、甘草です。牡蛎、甘草以外は温性の薬物でお腹を温めて血行を良くして痛みを和らげる薬です。冷たいものを飲みすぎる機会の多い夏場には用いる機会も多くなります。
延胡索は痛みを止める作用が強い、縮砂、茴香は芳香性健胃薬で消化管の働きを良くし食欲を増進、胃部の膨満感や悪心・嘔吐を鎮める作用があります。牡蛎は胃酸を中和することでゲップや胸やけを解消します。桂皮は血行を改善することで消化を助けます。甘草はそれぞれの生薬の調和にはたらきます。

冷たいものを摂り過ぎないのが一番ですが、もし胃を冷やしすぎて胃痛になったらは安中散です。

北九州の漢方薬局 大門薬品