漢方薬局の薬剤師の毎日の食事に取り入れたい薬膳 イチゴ 

2017年05月20日
いちご 熱を冷ましのどを潤す初夏にふさわしい果実
甘味・涼性 原産地・南米チリ
旬:5から6月
古くから腎機能を高める食材といわれ、ゴショイチゴという品種は精力増強や滋養強壮の生薬でもありました。
現在、一般的に食べられているのは、これとは別のクサイチゴという品種です。クリスマスや年末年始に出回っているため冬が旬と思われている方も多いかもしれませんが、冬場に出回っているものは温室栽培されたものです。
路地で栽培されたイチゴが実を結ぶのは晩春から初夏にかけてです。
性質は体を冷やす涼性で、体内の熱を冷ます清熱作用や、のどの渇きを潤す作用などがあり、薬効から見ても晩春から初夏に食べるのにふさわしい果実といえます。また、尿の出を促したり、胃の働きを活性化するはたらきもあります。
【おすすめの食べ方】
口が渇く方や肝機能が高ぶっている方、暑気あたりで食欲のないときなどには最適ですが、胃腸の弱い方や冷え性の方は食べ過ぎないように注意しましょう。
水洗いをする際は、 ビタミンCの損失を避けるために、食べる直前にヘタを取らずに水洗いしましょう。
【イチゴ酒 】
(材料)
イチゴ 1kg
レモン 2個
氷砂糖 1kg
ホワイトリカー 1.8リットル
(作り方)
1)容器はきれいに洗い 熱湯消毒をして 割りばし2本を置いた上に伏せておき 乾燥させます。
2)きれいな布にホワイトリカーを少々含ませて 瓶の中を拭きます。
3)レモンは皮をむき薄い輪切りにしておきます。
4)いちごは洗って1粒ずつきれいに水分を拭き取り ヘタを取ります。
5)容器に苺とレモンと氷砂糖を少しずつ交互に入れていき、最後にホワイトリカーを注ぎ、蓋をして冷暗所で保存します。
6)たまに瓶を静かにゆすって砂糖をとかします。
7)2~3週間でいちごとレモンを取り出します。くずが多いなら濾します。
8)1~2ケ月で飲めますが 6ケ月位置いたほうが美味しいです。
9)中のいちごとレモンを濾し、きれいに消毒した瓶に入れなおす。
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